【ルネサスマイコン実装】モデルベースデザインでモーター制御開発をさらに効率化
概要
ルネサス社のマイコンを対象に、モーター制御ソフトウェア開発をさらに効率化する方法についてご紹介します。本セミナーは、ルネサスエレクトロニクス株式会社(Renesas Electronics Corporation)のご協力を得て、MathWorks Japanと共同で開催します。
産業機器やモビリティのスマート化・省エネ化が進む中、ソフトウェア開発の重要性は今後ますます高まる一方で、品質・開発効率の向上が大きな課題となります。その解決策の1つとして、モデルベースデザイン(以下、MBD)が注目されています。ルネサス社のマイコンは世界中の幅広いアプリケーションで活用されています。MBDを活用することで、モデリング、シミュレーション、自動コード生成の技術を通じて、より効率的に制御アプリケーションソフトウェアを開発し、ルネサス社のマイコンに実装することが可能となります。
本セミナーは以下の2セッションから構成されます。
- Motor Control Peripheral Blocksetによる実機レスでのMCU実装(ルネサスエレクトロニクス株式会社)
- モデルベースデザインで加速する!Simulinkからルネサスマイコンへの自動コード生成と実装(MathWorks Japan)
【個人情報に関して】
本セミナーはルネサスエレクトロニクス株式会社と共同で開催します。個人情報をご提供いただく場合は、MathWorks がルネサスエレクトロニクス株式会社と個人情報を共有することを、提供者が許諾したものとさせていただきます。
参加対象者
- モーター制御開発に携わるエンジニアの方(制御設計・ソフトウェア設計業務)
- 産業機器、ロボット、車載などモビリティ機器、IoTデバイスの開発に携わる方
- ルネサス社のマイコンをご利用されている方・ご導入を検討されている方
- 制御ソフトウェア開発の効率化を目指したい方
- シミュレーションから実機組込みまでシームレスに開発を進めたい方
アジェンダ
| 時間 | タイトル |
14:00-14:05 |
オープニング |
14:05-14:45 (40min、Q&A込み) |
Motor Control Peripheral Blocksetによる実機レスでのMCU実装 ルネサスエレクトロニクス株式会社 エンジニアリンググループ デジタルIP開発統括部 コンピューティング技術開発部 主任技師高橋 篤史 様 モーター制御開発において、MCU(Micro Controller Unit)の振舞いをモデル上で考慮できていないために発生するモデルと実機の動作不一致は、実機を使った非常に困難な調整が必要となります。ルネサスはMCU搭載のモーター制御機能のシミュレーション・ブロックを提供し、詳細なスイッチング動作やパラメータの取得タイミングなどの振舞いの調整を、PC上で可能とします。機能レジスタ操作のコード生成にも対応し、シミュレーションから実機組込みまでのシームレスなモデルドリブン開発を実現します。 |
14:45-15:25 (40min、Q&A込み) |
モデルベースデザインで加速する!Simulinkからルネサスマイコンへの自動コード生成と実装 MathWorks Japan アプリケーションエンジニア モデルベースデザイン(MBD)に基づき、モデリングとシミュレーションを組み合わせ、自動コード生成を活用することで、開発工数を削減することが可能です。MathWorks社のEmbedded Coderを使用すると、Simulinkモデルから高効率なC/C++コードを生成できます。本セッションでは、ルネサスマイコンに制御機能を実装し、動作検証を行うための効率的な手法やソリューションをご紹介します。 |
15:25-15:30 |
クロージング |
対象製品
このイベントは、関連するトピックシリーズの一部です。 このシリーズのイベントリストをご覧ください。