第 2 章
コンポーネントからシステム開発/解析へ
電気自動車や充電器といった各種コンポーネントからこれらを含むシステム開発へスケールアップした場合、実機検証での工数/コストが跳ね上がります。このため、シミュレーションの利用が非常に有効です。例えばスケールアップしたシステムレベルのシミュレーションでは、電気自動車を含んだマイクログリッドのアーキテクチャー設計でのシミュレーション活用があります。つまり、電気自動車、太陽光、風力発電、ディーゼル発電機等のコンポーネントを組み合わせたアーキテクチャー検討での活用になります。このアーキテクチャー設計段階では各コンポーネントの詳細仕様が決定しておりませんので、システムレベルモデルにより様々な組合せで何百通りものシミュレーションを実行し、仕様検討を進める事が開発工数削減 に有効になります
シミュレーションモデルの詳細度は演算負荷を考慮して最適に選定する必要があるため、設計の自由度や詳細度と速度のトレードオフが発生します。このため、目的に応じて使い分けられるモデリング自由度の高い環境が必要です。MATLABでは、解析用途に応じて詳細度の異なるモデリング環境を提供しています。