無料体験!パナソニックの事例で学ぶロボットシミュレーション入門 - 現地・オンライン同時開催
概要
ロボティクスおよび自律システムの研究・開発は加速しており、認知・判断・制御等の複合領域の技術要素の検討が必要とされています。 モデルベースデザイン (モデルベース開発、以下MBD)はシミュレーションモデルを活用し、ロボティクスのような複雑なシステムの挙動を設計の初期段階で確認することで、試作や試験の手戻りのリスクを低減します。
本セミナーでは、パナソニックホールディングス株式会社 山本 正樹様をお招きし、NHK放送番組「魔改造の夜」を題材としたパナソニック社内でのロボティクスのMBDの教育事例についてご講演をいただきます。
モデルベースデザインを実現するツールであるSimulinkを活用し、ロボットの運動モデルとセンサーモデルを含めたシミュレーション環境の構築について体験いただきます。評価版のSimulinkを使って、お手元のPCで操作体験していただくことが可能です。もちろん、聴講だけのご参加も歓迎です。
※本セミナーはロボティクス・メカトロニクス講演会2025 山形 (ROBOMECH2025 in Yamagata) のワークショップ・チュートリアルセッションの一つとして開催されます。会員資格を問わず、また参加費は不要で、現地会場またはオンラインよりどなたでもご参加いただけます。
- 現地参加の方:ROBOMECH2025やまぎん県民ホール内会議室 (調整中)
- オンラインの方:Webex (ご登録後、参加用URLをメールでご案内します。)
講演者について
山本 正樹(やまもと まさき)
パナソニックホールディングス株式会社
MI本部 先進メカトロニクスシステム開発センター 先行要素技術開発部
松下電器入社後、半導体露光装置や精密加工装置の設計開発に従事。1992年、機会を得て、MIT人工知能研究所にて
AIロボット研究に従事。帰国後、ロボットを安全に社会実装する観点から、人工筋肉アクチュエータの研究開発に従事。
その後、物流分野のロボットシステムの研究開発に従事。産学連携でロボットコンテストへチャレンジし、Amazon Robotics Challenge 2017 6位入賞、World Robot Summit, Future Convenience Store Challenge 2020 総合優勝、経済産業大臣賞受賞。
現在は、社内の若手技術者のロボティクス・メカトロニクス技術教育に従事。工学博士。
木川田 亘(きかわだ とおる
MathWorks Japan アプリケーションエンジニア
電気メーカーにて画像処理LSI、画像センサー開発に従事。2014年にMathWorks Japanにアプリケーションエンジニアとして入社し、主に画像処理、信号処理、SLAM、 LiDAR、ディープラーニング、自動運転、自律ロボットに関係する技術領域を担当している。
アジェンダ
| 時間 | タイトル |
14:00-14:10 |
イントロダクション:MATLABおよびSimulinkを活用したロボティクス開発 |
14:10-14:50 |
魔改造を題材にMBDを学ぶ ー Simscape Multibodyでモンスターマシンを解析ハンズオン ー |
14:50-15:50 |
【操作体験】Simulinkによるロボットシミュレーション入門
|
15:50-16:00 |
Q&A、まとめ |