MacマシンでMATLAB R2011aの変数エディタを操作するとクラッシュする原因は何でしょうか?
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MathWorks Support Team
le 25 Mar 2013
Modifié(e) : MathWorks Support Team
le 19 Fév 2021
Mac OS 10.6.X上でMATLAB R2011aの変数エディタにある変数を変更したり、表示されるコラムをリサイズしたりを行いますと、MATLABが落ちます。その原因と回避方法を教えてください。
変数エディタはドックに入っていてもアンドックされていても起こります。また、 Mac OS X 10.6.8 にアップグレードする前は起こりませんでした。
その他、クラッシュが起こる状況は以下のようなものがあります。
- デバッグモードにおいて、 MATLAB コードを行ごとにステップ実行している時
- ワークスペースウィンドウにおいてスクロールをしている時
Réponse acceptée
MathWorks Support Team
le 19 Fév 2021
Modifié(e) : MathWorks Support Team
le 19 Fév 2021
この問題は 2013a (R2013a) で、修正されています。それ以前のリリースの場合、以下の対応方法で問題を回避できる場合があります。
この問題は 2013a (R2013a) で、修正されています。それ以前のリリースの場合、以下の対応方法で問題を回避できる場合があります。
この問題は、
- MATLAB 7.14 (R2012a) 及び それ以前のバージョンの 64-bit 版
- 変数エディタやワークスペースを編集している際
- Java のバージョンは Apple 社が Mac OS X 向けに提供の 1.6.0_26, 1.6.0_29, 1.6.0_31
このような状況下でクラッシュが発生する不具合です。
クラッシュの原因は、 Java Just-In Time (JIT) Compiler にあることが確認されています。
クラッシュが起こる不具合は、 MATLAB 8.0 (R2012b) においては改善されています。
MATLAB 7.14 (R2012a) 向けには、次のバグレポート (Bug Report) #749571 において、パッチが提供されています。
※ ユーザに上記リンクを送付する際、Bug Reports を閲覧するには、ユーザはMathWorks Accountが必要であることに注意してください。
MATLAB 7.13 (R2011b) 及びそれ以前の過去バージョンにおいては、以下を参照して下さい。
回避のためには、処理の実行における少しのパフォーマンス低下との引き換えとはなりますが、次のように Java JIT を無効とすることです。
1) "java.opts" という名前のテキストファイルを作成、下記ディレクトリに格納します。
$MATLABROOT/bin/$ARCH
※ ここで $MATLABROOT はインストールディレクトリを、 $ARCH はシステムのアーキテクチャを指します。
それぞれ、次のように確認することができます。
(MATLAB コマンドウィンドウ上より)
>> matlabroot
>> computer('arch')
もしくは、$MATLABROOT/bin/$ARCH へのアクセス権限がない場合、または個々のユーザごとのバージョンの java.opts を作りたい場合は、起動ディレクトリ ( startup ディレクトリ) に "java.opts" を格納します。
MATLAB の起動ディレクトリは、 MATLAB 起動直後に何も実行せずに以下のコマンドから
確認を取ることができます。
>> pwd
注意: java.opts ファイルは MATLAB 起動ディレクトリか、インストールディレクトリのサブディレクトリである bin/$ARCH 下に格納する必要があります。
後者のディレクトリの場合は、 java.opts の設定は全ユーザへと影響しますが、個々のユーザには java.opts の編集の権限が無いかもしれません。両方のディレクトリ下に java.opts があって設定に不一致があると、起動ディレクトリの方の設定が優先されます。すでに存在する java.opts を見つけ、どちらを編集するかを決めるために、両方のディレクトリをチェックしたい場合があることも考えられます。
$MATLABROOT/bin/$ARCH , または起動ディレクトリにおいて、 "java.opts" の名のテキストファイルを(まだ無い場合)作成します。次のようにタイプインして編集をします。
>> edit java.opts
2) 上記のように開いた後 MATLAB エディタにおいて、次の記述をして "java.opts" を保存します。
-Dapple.awt.graphics.UseQuartz=true
-Xint
"Dapple.awt.graphics.UseQuartz=true" オプションは、レンダリングパフォーマンスを向上させるべく Quartz レンダリングパイプラインを使うように指定します。
"Xint" オプションは、 Java Just-In-Time を無効にするオプションです。
3) MATLAB を終了、再起動し、クラッシュがまだ起こるか、以前と同様の操作をすることで確かめます。
もし上記の設定が有効な問題回避策とならない場合、または別の問題を起こす場合は、 作成した"java.opts" ファイルは消去し、元の状態に戻して下さい。
注意: Java JIT の無効化は、 MATLAB のパフォーマンスに影響します。
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