MathWorks 製品はインストール、アクティベーション、および起動中にログファイルを作成します。これらには各プロセスに関する情報が記載されており、トラブルシュートに役立つ場合があります。各ファイルの保存場所は以下をご参照ください。
インストールログファイル
Windows
- ファイル名：mathworks_%username%.log
- 保存場所C:\Users\%username%\AppData\Local\Temp
- アクセス方法：
- キーボードの［Windows］キーと［R］キーを同時に押下します。
- ［ファイル名を指定して実行］が起動しますので、テキストボックスに以下をペーストします。%temp%\mathworks_%username%.log
- キーボードの［Enter］キーを押下します。
Linux
- ファイル名：mathworks_$USER.log
- 保存場所：/tmp
macOS
以下の手順にてインストールログファイルを入手します。
- インストーラーを実行したユーザーでログインします。
- 画面右上の虫眼鏡をクリックして、Spotlight 検索を開きます。
- 「ターミナル」と検索し、ターミナルアプリケーションを開きます。
- 以下のコマンドをコピーしてターミナル上にペーストし、キーボードの［Enter/Return］キーを押下します。コマンドは編集せず、そのまま実行してください。
cp $TMPDIR/mathworks_$USER.log ~/Desktop
これにより、必要なログファイルのコピーがデスクトップ上に作成されます。このコマンドが失敗する場合、インストールログファイルは作成されていません。インストーラーが全く起動せず、ログファイルを書き込むことができなかった可能性があります。
インストールログファイルの強制出力
インストーラーがログファイルを作成しない場合、コマンドプロンプトやターミナルからフラグを付けてインストーラーを実行することで、強制的に作成できます。
Windows:
/full/path/to/setup.exe -outputfile "C:\path\to\logfile.log"
Linux / macOS:
./install -outputfile /path/to/logfile.log
サービスホストログファイル
サービスホストログファイルは、フォルダー内に複数存在する場合があります。作成日が最新のもの（名前に最も大きな数字が含まれているもの）がトラブルシュートに役立ちます。
Windows
- 保存場所：C:\Users\%username%\AppData\Local\MathWorks\ServiceHost\logs
- アクセス方法：
- キーボードの［Windows］キーと［R］キーを同時に押下します。
- ［ファイル名を指定して実行］が起動しますので、テキストボックスに以下をペーストします。C:\Users\%username%\AppData\Local\MathWorks\ServiceHost\logs
- キーボードの［Enter］キーを押下します。
- ログファイルの保存フォルダーが開きます。
Linux
ログファイルは以下のフォルダーに保存されています。
/home/$USER/.MathWorks/ServiceHost/logs
macOS
以下の手順にてインストールログファイルを入手します。
- Finder を開きます。
- 画面の左上に［ファイル］、［編集］、［表示］などのボタンが表示されるので、［移動］を選択します。
- 最後から 2 番目のオプション［フォルダへ移動... ］を選択します。
- 次のように入力します。~/Library/Application Support/MathWorks/ServiceHost/logs
- キーボードの［Enter/Return］キーを押下します。
- ログファイルの保存フォルダーが開きます。
アクティベーションログファイル
Windows
- ファイル名：aws_%username%.log
- 保存場所：
C:\Users\%username%\AppData\Local\Temp
- アクセス方法：
- キーボードの［Windows］キーと［R］キーを同時に押下します。
- ［ファイル名を指定して実行］が起動しますので、テキストボックスに以下をペーストします。window: %temp%\aws_%username%.log
- キーボードの［Enter］キーを押下します。
Linux：
- ファイル名：aws_$USER.log
- 保存場所：
/tmp
macOS
以下の手順にてインストールログファイルを入手します。
- インストーラーを実行したユーザーでログインします。
- 画面右上の虫眼鏡をクリックして、Spotlight 検索を開きます。
- 「ターミナル」と検索し、ターミナルアプリケーションを開きます。
- 以下のコマンドをコピーしてターミナル上にペーストし、キーボードの［Enter/Return］キーを押下します。コマンドは編集せず、そのまま実行してください。cp $TMPDIR/aws_$USER.log ~/Desktop
これにより、必要なログファイルのコピーがデスクトップ上に作成されます。このコマンドが失敗する場合、アクティベーションログファイルは作成されていません。アクティベーションクライアントが全く起動せず、ログファイルを書き込むことができなかった可能性があります。
