作成したスタンドアロ​ンアプリケーションを​実行する際に途中経過​を表示する方法はあり​ますか?

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MathWorks Support Team
MathWorks Support Team le 2 Mar 2023
MATLAB Compilerのアプリケーションコンパイラを使用してスタンドアロンアプリケーション (.exe) を作成しました。
ソースとなる .m ファイルには disp コマンドやセミコロンなしの行が含まれており、MATLAB上で実行した場合はこれらにより途中経過を確認することができています。
しかし、生成されたスタンドアロンアプリケーションファイルをダブルクリックで実行しますと、途中経過などは表示されず、警告やエラーの確認もできません。
スタンドアロンアプリケーションの途中経過や警告、エラーを確認する方法を教えてください。
 

Réponse acceptée

MathWorks Support Team
MathWorks Support Team le 24 Juil 2023
Modifié(e) : MathWorks Support Team le 24 Juil 2023
MATLAB CompilerのスタンドアロンアプリケーションはWindows アプリケーションとして生成されるため、標準出力が割り当てられておらず、dispコマンド、セミコロンなしの行の結果などは表示されません。同様に実行中の警告やエラーメッセージも表示されません。
 
これを表示させるにはいくつかの方法があります。
 
(1) コマンドプロンプト(DOS窓)に途中経過を表示させる方法
MATLAB Compiler の「アプリケーションコンパイラ」画面の「ランタイム追加設定 > Windows の実行コマンドシェル(コンソール)を表示しない」のチェックを外すことにより、スタンドアロンアプリケーションの実行時にコマンドプロンプトを開き、途中経過等を表示させることができます。
ただしこの方法の場合、スタンドアロンアプリケーション終了時にコマンドプロンプトも同時に消えてしまい、内容を確認できない可能性があります。
このような場合はあらかじめコマンドプロンプトを起動いただき、コマンドプロンプト内から EXE ファイルを指定、実行します。これによりスタンドアロンアプリケーション終了後もコマンドプロンプトのウィンドウが残り、途中経過を確認することができます。
 
(2) コマンドプロンプトからスタンドアロンアプリケーションを実行する方法
スタンドアロンアプリケーション終了後もコマンドプロンプトを表示させるために、あらかじめコマンドプロンプトを開き、そこから実行形式ファイルのあるフォルダに移動し、実行形式ファイル名を指定して実行します。 
 
※ R2013a以前のバージョンでは、deploytool コマンド実行時に「Windows スタンドアロンアプリケーション」と「コンソールアプリケーション」の選択ができますので、「コンソールアプリケーション」を選択します。 
 

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