Network License Manager からライセンスを管理する方法はありますか? オプション ファイルを作成するにはどうすればよいですか?

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MathWorks Support Team
MathWorks Support Team le 30 Juil 2010
ネットワークライセンスを管理する方法が知りたいです。FlexNet ライセンスマネージャーを使用してオプションファイルを作成および設定する方法を教えて下さい。

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MathWorks Support Team
MathWorks Support Team le 11 Mar 2025
Modifié(e) : MathWorks Support Team le 21 Fév 2025
FlexNet ライセンスマネージャーは、オプションファイルを使用する事で使用ユーザーの制限や管理ができます。この記事では、次の点について説明します。

オプションファイルとは

ネットワークライセンスの管理者は、オプションファイル (mlm.opt ファイル) を使用して、以下の様な制限を各製品に設定する事ができます。
  • 特定の製品に使用可能なユーザーまたはグループを設定する
  • 特定のユーザー・グループに対してライセンスの使用を禁止する
  • 特定のユーザーに対してライセンスをリザーブする
Network Named User (NNU) ライセンスでは、各製品に使用ユーザーを設定する必要があります。
ユーザーが定義がされていない場合、使用できず、ライセンスマネージャのログファイルに「UNSUPPORTED」エラーが出力されます。
オプションファイル作成方法の詳細については、License Managerのインストールフォルダ内にある「Flexera-FlexNet License Administration Guide」を参照します。
 

ライセンスサーバーのオプションファイル設定方法

オプションファイルを設定する場合、ライセンスマネージャーのライセンスファイルにオプションファイルのパスを設定する必要があります。ライセンスファイルをエディタで開くと、以下の様に DEAMON 行が存在します:
DAEMON MLM "C:\Program Files\MATLAB\R20XXx\etc\win64\mlm.exe"
DAEMON 行に「options=」フラグを使用して、以下例に沿ってオプションファイルパスを設定します。
以下の例に従う場合、オプションファイルは mlm.opt として作成して下さい:
DAEMON MLM "C:\Program Files\MATLAB\R20XXx\etc\win64\mlm.exe" options="C:\Program Files\MATLAB\R20XXx\etc\win64\mlm.opt"
 「options=」フラグでオプションファイルのパスを設定後、設定を反映させるため、ライセンスマネージャーを再起動します。
 

オプションファイルで設定する構文の種類

オプションファイルで設定する構文の種類を記載します:
INCLUDE - 製品の使用を特定のユーザーまたはホストに限定します
INCLUDEALL - 全ての製品の使用を特定のユーザーまたはホストに限定します
EXCLUDE - 特定のユーザーまたはホストから製品の使用を禁止します
EXCLUDEALL - 特定のユーザーまたはホストから全ての製品の使用を禁止します
RESERVE - ユーザーまたはグループのライセンスをリザーブします。(参考記事:ネットワークライセン​スにおいて、ライセン​スキーをリザーブする​にはどうすればよいで​すか? )
MAX - 特定の製品/グループの使用するライセンス数を指定したインスタンス数に制限します
GROUP - オプションファイルの設定に使用するユーザーのグループを定義します
HOST_GROUP - オプションファイルの設定に使用するホストのグループを定義します
GROUPCASEINSENSITIVE ON - GROUP 及び HOST_GROUP で指定されたユーザーリスト/ホストリストの大文字と小文字を区別しないように設定します。
TIMEOUT MATLAB 14400 - コンカレントライセンスの MATLAB に対して TIMEOUT 設定を行います (参考記事:ネットワーク ライセンス マネージャーでアイドル状態の MATLAB シートを開放するにはどうすればよいですか? )
 

使用ユーザーやグループを指定する方法

オプションファイルを使用してユーザーを管理する場合、通常は USER または GROUP 単位で制限します。その設定は INCLUDEALL または EXCLUDEALL オプションを使用する場合を除いて、指定した製品にのみ適用されます。例えば、 MATLAB 製品を特定のユーザーにのみ使用を制限する場合、以下の様にオプションを作成します。
INCLUDE MATLAB USER user1
また、MATLAB 製品を特定のグループにのみ使用を制限する場合、以下の様にオプションを作成します。
GROUP matlab_users user1 user2 user3 user4 user5 INCLUDE MATLAB GROUP matlab_users
この例では "matlab_users" というグループに user1, user, user3... がそれぞれ定義されており、matlab_users に定義されたユーザーのみが MATLAB を使用できます。
注意:Network Named Userライセンスの場合、設定できるユーザーの数は、各製品で使用可能なライセンスのシート数が上限となります。
グループを定義する際、PCのホスト名を使用する事も可能です。以下の例を参考にしてください:
HOST_GROUP matlab_computers computer1 computer2 computer3 INCLUDE MATLAB HOST_GROUP matlab_computers
この例では、"matlab_computers"という HOST_GROUP に computer1, computer2, computer3 というホスト名を定義しており、これらの PC のみが MATLAB ライセンスにアクセスできます。
オプションは IP アドレス (or IP range) を指定して設定することもできます。以下の例を参考にしてください:
INCLUDE MATLAB INTERNET 192.168.1.1
INCLUDE MATLAB INTERNET 192.168.*.*
後者の例では、192.168 で始まる IP を持つすべてのマシンで MATLAB を使用できます。
FlexNet のその他のオプションについては、『FlexNet License Administration Guide』の Section 13 を参考にしてください。
 

複数のライセンスやリリースの管理方法

1台のライセンスサーバーで複数のライセンスを管理する場合、asset_infoタグを使用します。
asset_infoタグの使用方法の詳細については、次の記事を参照してください。

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