MATLABの設定フ​ァイルを保存するフォ​ルダを変更できますか​?

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MathWorks Support Team
MathWorks Support Team le 22 Juin 2010
MATLABの各種設定情報を持ったフォルダをデフォルトから任意のフォルダに変更する方法を教えてください。

Réponse acceptée

MathWorks Support Team
MathWorks Support Team le 19 Jan 2023
Modifié(e) : MathWorks Support Team le 19 Jan 2023
以下に示すワークフローは、公式にサポートされているものではありませんが、下記のような回避策として使用できる場合があります。
  • 同じバージョンのMATLABの 32-bit版、64-bit版をインストールしている場合、設定ファイルは共通で使用されますが、これを避ける場合。例えば、コマンド履歴を別々にする必要がある場合。
  • 何らかの不具合の対策。例えば、設定ファイルを保存するフォルダが極端に長い場合や、書き込みできない(ネットワーク上に存在するなど)場合などで、デフォルトのフォルダが使用できない場合。
また、MATLAB 設定フォルダを変更することで、以下のような制約が生じる可能性があるため、必要な場合のみ、変更してください。
  • 追加の操作をしないと(詳細は後述)、1台のコンピュータにインストールされた複数のMATLABのリリースは、1つの環境設定フォルダを共有します。これは予期しない結果を引き起こす可能性があり、お勧めできません。
  • カスタム フォルダの場所に保存された環境設定は、後続のリリースの MATLAB をインストールする際に移行されません。
MATLAB コマンドウィンドウにて、prefdir コマンドを実行することにより、MATLAB 環境設定フォルダの場所を決定することができます。
デフォルトの場所を上書きするには、MATLAB_PREFDIR という名前の環境変数を作成します。MATLAB は起動時にこの値を読み取ります。MATLABの複数のインストールが1つの環境設定フォルダを共有しない場合があるので、MATLABの特定のインスタンスを起動するときにこの環境変数を設定します。
スタートアップ時に環境変数を設定する手順は、Windows、Mac、Linuxで異なります。以下、各OSについて個別に説明します。
Windows
Windows では、MATLAB_PREFDIR 環境変数を設定するバッチファイルから MATLAB を起動します。このファイルを作成するには、MATLABの特定のインストールのためのMATLAB実行ファイルの場所をコマンドをタイプすることによって決定します。
fullfile (matlabroot, 'bin', 'matlab')
バッチファイルを作成するには、以下のコマンドをテキストファイルに保存します。ファイル名は、拡張子".bat "で終わるものであれば何でもかまいません。<新しい環境設定フォルダの場所> を環境設定に使用するフォルダのフルパスに置き換えます。<MATLAB executable location> を上記のコマンドで決定した場所に置き換えます(引用符はそのままにしておきます)。MATLABを起動するには、作成したファイルをダブルクリックします。
set MATLAB_PREFDIR=<New preference folder location>
"<MATLAB executable location>"
例:
set MATLAB_PREFDIR=C:\MATLABPreferences
"C:\Program Files\MATLAB\R2010b\bin\matlab.exe"
文字'='の周りにスペースがないことに注意してください。イコールの周りにスペースを入れると(例:set MATLAB_PREFDIR = C:㈳MATLABPreferences)、WindowsはSETコマンドを無視するようになります。
macOS
Macの場合:MATLABの設定情報を変更します。この作業を行うには、Mac の管理者である必要があります。
MATLABコマンドウィンドウで
cd(fullfile(matlabroot, 'Contents'))
edit Info.plist
MATLAB エディターで XML ファイルを開きます。このファイルのバックアップコピーを作成し、このファイルを編集する際には、エラーが発生すると OS X が MATLAB を起動できなくなることがありますので、注意してください。LSEnvironment "セクションを探します。以下のような感じになります。
<key>LSEnvironment</key>
<dict>
<key>MATLAB_USE_USERWORK</key>
<string>1</string>
</dict>
図のように、<dict>の直後の行に、次の2行を挿入してください。New preference フォルダの場所を、環境設定に使用したいフォルダに置き換えてください。
<key>LSEnvironment</key>
<dict>
<key>MATLAB_PREFDIR</key>
<string>New preference folder location</string>
<key>MATLAB_USE_USERWORK</key>
<string>1</string>
</dict>
ファイルを保存します。次に、MATLABのコマンドウィンドウで、次のように入力します。
system(['touch ' matlabroot])
MATLABを終了し、変更を有効にするために再起動します。
Linux
Linuxでは、MATLAB_PREFDIR環境変数を設定した後、コマンドシェルからMATLABが起動されます。まず、MATLABの特定のインストールのためのMATLAB実行ファイルの場所が必要です。次のMATLABコマンドは、この場所を表示します。
fullfile (matlabroot, 'bin', 'matlab')
使用する正確な構文は、使用しているシェルに依存します。コマンドシェルから以下のコマンドを実行します。<新しい環境設定フォルダの場所> を環境設定に使用するフォルダのフルパスに置き換えてください。<MATLAB executable location> は、上記の MATLAB コマンドで決定した場所に置き換えてください。
sh / bash:
$ export MATLAB_PREFDIR=<New preference folder location>
$ <MATLAB executable location>
csh / tcsh:
$ setenv MATLAB_PREFDIR <New preference folder location>
$ <MATLAB executable location>

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